2009年02月02日
G18C & Trijicon Night Sights
↑Clickで拡大
長モノが2回続いたので、今回はハンドガンで。
マルイのFixed電動ガン「Glock G18C 」だ。セミ・フルの切り替えが出来て、素のままでもそこそこ飛んで、結構命中精度も高い…というもので、サイドアームには最適だ。しかも、ガス・ブローバックのハンドガンと異なり、真冬でもフル稼働可能だ。
上の写真のものは、それをベースに、ギア以外のほとんどのバーツをライラクス(Nine Ball)のものに換装し、さらに外付けバッテリ仕様に変更している。
バレルはPDI(だったか?)のロングバレルを使用。
もともと素性の良いモデルではあるが、さらに戦闘力が増し、時々長モノの代わりに使用したりしている。
また、アウターパーツとしては、下の写真のように、アルミ製スライドに変更している。
↑Clickで拡大
右サイドには何やら字がいっぱい書いてある…。
左右外観はこんな感じ。
↑Clickで拡大
ところで、このG18Cのサイトは、Trijicon ナイトサイト(Night Sights)に付け替えている。
実銃用なので、そのままでは付かないが、多少の加工で使用できるようになる。
まず、フロント。
これは、フロントサイトの底の出っばり(スライドに切ってある溝にはめるため)の厚さがやや厚すぎるので、溝の深さに合わせて削り、また、このフロントサイトを固定する為のネジがマルイのオリジナルより太いので、スライドの差し込み用穴をNight Sightsのネジに合わせて、穴を開けた。
リアはフロントよりかなり厄介だ。
まず、Trijiconのリアサイトは底付近の断面が台形になっているが、マルイのは長方形なので、それに合わせてスライドを削らなくてはならない。この時、削りすぎるとリアサイトがぐらぐらになってしまうので、少しずつ様子を見ながら削る。
ぴったりと収まるようになったら、左右にずらして左右のゼロイン調整を行い、位置決めが終わったら、場所をスライド上に正確にマークしておく。
次にリアサイトの裏側をリューターで削って裏のわずかな空洞部分を広げ(鋳鉄製?で大変硬いし、内部のトリチウムカプセルを傷つけないように気配りが必要など、かなり気を使いながら頑張らなくてはならない)、元のリアサイト固定ネジの長さが十分入る深さ、広さに空間を削ったら、次はいったんそれをエポキシパテで埋め、完全に硬化しないうちにサイトを取り付け、リアサイト固定用のネジをゆっくり回しながら差し込んでいく。この際、スライドとリアサイトは一部、瞬間接着剤で固定しておいた方が良いだろう。
そして、パテが硬化したら、リアサイト固定ネジをさらに締め込んでリアサイトを固定する。ネジにはもちろんネジロックを付けておく。
以上で、Trijicon Night Sightsの装着は完了だ。
もし、左右の調整が上手くいっていない場合は、再度エポキシパテをほじくり返して、最初からまたやり直しとなる。
こうして装着したサイトをのぞいたらこんな感じ…。
実際はもっと煌煌と明るく光っているが、カメラ側で自動的に補正されてしまった関係で、このような映像に…。
薄暮時や夜間はこれで大変狙いやすくなった。サイトピクチャが明瞭になったことにより、もちろん日中も狙いやすくなった。
ところで、誤算が。
ナイトビジョンと併用して使用したかったのだが、実際に覗いてみると、ナイトビジョンの被写界深度がかなり狭いこともあり、前方にフォーカス調整をしていると、サイトがまん丸のでっかいボンボリのような形にぼやけてしまい、まともに狙えないのだ。
これは要検討事項かな…。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。